WordPressの写真関係のプラグインとして超メジャーな「NextGenGallery」を使って、過去に撮りためた写真をwebに公開した。

これまではpipipigaというCGIベースのwebアルバムを使っていた。これは指定したフォルダにFTPするだけで、サムネイルを作って公開してくれるもので、手軽で重宝していた。しかし、かなり以前に公開されたものなので、対応するPHPのバージョンが古く、レンタルサーバーの下限となっていた。

今回、セキュリティの問題で、pipipigaの使用を諦め、今風にプラグインで対応することにしたわけだ。

やってみると、ギャラリーに写真を追加、削除するだけで良いので、手間としてはpipipigaと変わることはないということが分かった。

鉄道の写真集

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風景壁紙集

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かんちゃ写真集

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木星・土星・金星の並びと月が一目の中に。

月は公転によって(白道上を)1日に約12度ずつ西から東へ移動する。

昨日は土星の近くに見えたので、一昨日は金星の近くにあったはずだ。

20211209

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(ほぼ皆既だった)部分月食から2週間。あと少しで新月である。

明け方、東の空には、細い月(29日目の月)が見られた。

 

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月の下に見えているのが火星。

この2時間半後に、公転してくる月に火星が隠される火星食という現象が見られるが、日中のため肉眼による観測は不可。

ちなみに明日(2021年12月4日)は、金星はもっとも明るく見える最大光度、月は新月、そして太陽は新月に隠される皆既日食(ただし南極の一部地域のみで観察可)と天体バラエティの1日である。

車検後、走行音が異常に大きくなった。ディーラーに持ち込んで確認したところ、右後輪が偏った減り方をしていて、それがローテーションを行った結果、運転席に近い前輪となったことで異音に気づいたのだろうと。右後輪の偏減りは前記事に書いた左後輪のキャリパー故障の影響だろうか。
ちなみに異音の元である後輪は、5年も前に交換したものだ。減りの早い前輪は2年前に交換し、計画的に4輪とも消耗させるつもりだったのに、前後輪のローテーションされていたとは。

元に戻すと音は正常に戻ったが、4輪とも総じて計画通りに溝が浅くなっている。もともと今回の車検前後で、交換する計画だったのだが、思った以上に部品交換費用がかさんだため棚上げしていたのだ。

けっきょく4輪とも交換することにした。
費用を抑えたいので、国産に比べて安いアジアンタイヤ(といっても激安ではないやつ)を購入することにした。 タイヤ代が4輪で30,000円(ポイント込みで21,000円くらい)。
交換費用はバルブ代やタイヤの廃棄など込みで10,000円弱。合計で31,000円である。
2年前、前輪だけの交換で44,000円だったので半額以下である。

交換は宝塚のミスタータイヤマン伊丹タイヤ商会に直接依頼した。
手順は、購入前にまず作業店に電話し、取り付け作業が可能か?費用は?直送してもよいか?取り付け可能日時は?の確認をした。その後、ネットで注文する際に作業店に直送するよう手配するだけ。あとは約束の時間に作業店に車で乗りつけるだけである。
1時間程度で作業終了。
転がりが良い感じで燃費が伸びそうな予感。音はあまり変わらず。タイトな運転をするわけではないのでこれで十分かと。

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この日は98%が欠ける部分月食があった。もうほとんど皆既月食と言ってよい食分の月食である。

関西では月が欠けた状態で昇ってくる月出帯食(げっしょくたいしゅつ)で、欠け始めは見えない。最大食分は月の出から30分後くらいの午後6時過ぎである。

今回の月食は観察の好条件が重なっている。まず時刻が多くの人が活動している時間帯である。また月の出直後なので月の高度が低く、視線が水平に近いため観察が楽である。さらに真冬に比べると多少は気温もマシである。最後に天気も高気圧におおわれ快晴の予報である。

一方でデメリットもあり、先に書いたように月食帯食なので、月食のすべては観測できない。また高度が低いため空が開けた場所をあらかじめ探しておかねばならない。TVのニュースなどで「東の空が開けた場所…」というアナウンスが目についたが、正確には、「北寄りの東の空」であり、ちょっとした角度の違いで建物の影になったりする可能性があり前日のロケハンなどが必要である。最後に月の出の午後5時半くらいから観測を始めようとすると、宮仕えの勤め人にはツラい。

さて当日、急いで帰宅。すでに北東の空の低い位置に赤い月が現れている。いったん家に戻り、あらかじめ用意していた望遠レンズをつけたデジカメとタイムラプス用のデジカメの2台を持ち出し、駐車場の端で撮影に挑む。望遠レンズは、アナログ時代の200mmレンズ+1.4倍テレコン+マイクロフォーサーズ用アダプタで、560mm相当である。ピントは手動となるが、拡大画面を見ながらピント合わせができるのでよし。またISOとマニュアル露出により赤銅色の月の様子を捉え、10秒のセルフタイマーで手ぶれをわずかに抑え、下写真のようなまぁまぁの画像を得ることができた。ちまたでは「iPhoneの限界」がトレンドワードに入っていたらしい。これはスマホで撮れる写真ではないわな。逆に天体望遠鏡に直づけした画像よりは見劣りがするが、むちゃくちゃ重い望遠鏡(と三脚)を駐車場に据えるわけにはいかないので、まぁ今回は始めから諦めていた。

ISO3200 F4(開放)1/4秒 画像は一部切り出し・アンシャープマスク

ちなみに地球の影に入って見えないはずの月の表面が見えるのは、地球の端を通過した太陽光線が屈折して月を照らすためだ。赤銅色なのは、この通過時に波長の短い青色系は散乱してしまい、波長の短い赤色系だけが残るため。

DMC-GX7 タイムラプス(1分1枚、15fpsなので90倍速) 実際より明るく写っている。

6時を過ぎると、地球の影から月が姿を現しはじめる。月の表面に落ちる黒い弧の部分を延長して一周させると、地球の大きさが想像できる。

過去の車検  車検2019.12(ガソリンスタンドで車検)

 9月に、ディーラーとガソリンスタンドで見積もり(事前点検)をした。
当然ディーラーの方が高いわけだが、部品代や工賃などはあまり変わらず、けっきょく基本料金・手数料の違いがトータル費用の差となるようだ。今回はさすがに色々と総合的に診てもらいたいこともあり、高いのは承知でディーラーに決定した。

内訳
法定費用が41,000円
車検時の修理費用が102,000円

ブレーキパット(後のみ)、左後輪のブレーキキャリパー交換、ベルト関係交換など。
左後輪のキャリパーは深刻で、機械的に故障していて、常に軽くブレーキがかかっている状態だったらしい。
他にもダンパーなどを交換したかったが、次回の車検ですることに。

基本料・24カ月点検費用・代行料などが58,000円。ディーラーはココが高い。
他にオイル会員代が19,000円。
トータルで22万円となった。まぁ9年目のクルマとなると、これくらいかかるか…。

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車検前の点検で指摘された消耗品を、事前にネットで調達し交換した。

こういった細々したものも、車検時に純正品と交換すると高くなるからだ。

1.発煙筒

発煙筒は10年が期限らしく、今回9年目の車検なので交換対象である。

LED式のものを購入。image

2.ワイパー

交換は簡単だったが、安物過ぎた。濡れたガラスで作動させるとビビり音がひどい。近々交換予定。image

3.エアコンフィルター

助手席のボックスを外して交換する。手順も示されているので簡単だった。

1年ごとに取り替えることにしよう。image

P2310051b

見つけられるかな?

月の月齢は正午で1.7、撮影時刻で約1.9なので、ほぼ三日月(暦でも三日月)。

金星は12月末までの間は、夕方西の空に見える(宵の明星)。いま太陽より先にあるが、徐々に地球に近づいてきて、太陽と地球の間に入ってくる。地球に近づくほど見かけの大きさは大きくなるが、太陽にも近づくため影の部分の割合が大きくなる。つまり金星の見た目の明るさは大きくは変わらない。それでも12月4日が、ほどほどに近く、ほどほどに輝く部分の割合も多くて、もっとも明るく見えるようだ。

ちなみにこの日、火星は合といって、太陽の向こう側にある状態。火星と地球がもっとも離れた位置と言える。写真でいうと三日月の右下に隠れている太陽のその先に火星があるということだ。地球からの距離は約3億8000万キロである。

今年の夏は、異常に早い梅雨入りに始まり、猛暑のあとに季節外れの長雨、と不順であった。さらにコロナ禍が加わり、花火大会やビアガーデンなど夏らしいイベントも中止で、夏らしいこともせぬまま、もう夏が終わろうとしている。学校現場も明日から始動で、今日が夏休み最後の日である。

今日は何かそんな夏を取り返すかのような猛暑で、近畿各地に熱中症アラートが発令されている。エアコンの効いた室内から暑いベランダへ出てスイカを食べた。逝く夏への惜別の気持ちであろうか。

昼からの休暇を利用して職場のある猪名川町の最高峰・大野山へ行ってきた。

大野山アルプスランドの名称があるこの地域は標高753mとこの地区の最高峰。デイ専用のキャンプ場や猪名川天文台があり、山中に巨石が散在するエリアもある。

猪名川展望台

大野山アルプスランドは何度も訪れたことがあるのだが、猪名川展望台は開館時間が限られている関係で、今回初めて中に入ることができた。ちなみに猪名川展望台の開館時間は、木~日曜日の13時30分~21時30分(現在は20時に時短中)である。

中は一階にプラネタリウム室があり、階段を上がると天体望遠鏡のある観察室がある。

プラネタリウム室は、中央に小さな機械が設置された半径3m程度の円形の小部屋に、いくつかマットが敷かれており、そこに寝転んでドーム状となっている天井を見る形となる。

今回お客は私一人だった。上映となると職員さんが遮光のため周りのカーテンを閉め、部屋の外へでて「じゃあ始めますね~」の声で始まった。ちょっとレントゲン撮影のようなムードである。

薄暗くなった部屋のドーム状の天井に星が映し出される。内容は一般的な、当日の夕方から翌朝までに見られる惑星や星座の解説であった。映されている星も3等星くらいまでであろうか、都市部で目視できる星に割と近いためであろうか、大きなプラネタリウムで感じる異世界感は感じなかった。

プラネタリウムを鑑賞している間にもう一人の職員さんが望遠鏡の調整をしてくれていたようで、鑑賞後、階段を上ってすぐに星の観察ができた。

この日は、天候不順の夏にしては珍しく快晴だったので、雲に邪魔されずに観察ができた。見せていただいたのは、金星・水星、うしかい座のアークトゥールス、そして太陽である。太陽はHαフィルターを通した赤い映像である。いま太陽活動は減退期に入った状態らしく、プロミネンスも活発では無いのだが、何とかヒゲ程度には吹き出している様子を観察することができた。貸し切り状態だったからスマホで写真を撮っておけば良かったなぁ…。

観察できたプロミネンスは、
こんな見事なわけはなく、
ヒゲが生えた程度の高さだった
(上のイラスト矢印先)
猪名川展望台
2020年秋にドローンで撮影
(観光振興課許可済み)

巨石めぐり

大野山を含む周辺のかなり広い範囲は、佐曽利カルデラの跡地形と言われている。しかし現在の地形からは確かめようが無い。確かめようが無いのにカルデラが存在していたとされる理由は、周辺から、熱水鉱床や溶結凝灰岩など、大規模な火山噴火があったことが推察される地質が見られるからである。多田銀銅山もそのひとつである。佐曽利カルデラができた時代は白亜紀。恐竜が大陸を跋扈し日本列島はまだ形になっておらず、その元が大陸の縁にあったと言われるころである。

ここ大野山も、そうしてできたカルデラが断層などで断ち切られて突出した部分では無いかとのこと。そしてサブタイトルである巨石であるが、これは溶結凝灰岩といわれ、滞積した火山灰がその重みと熱によって再度溶け、固まったものとされている。その際、節理という決まった方向に割れやすい性質を伴うため、風化によって今の時代に巨石程度まで細かくなってきた、という推察である。

10年ほど前に理科の先生方と訪れて以来、久々の巨石との再会を果たした。

岩石群の成因を説明する看板

岩めぐりコース
カメレオン岩
太鼓岩
太鼓岩(ドローンから)
太鼓岩(動画:59秒)

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