新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行した。

それに伴って、バスの左側最前席の封鎖が解かれた。

眺めが良いこの席を勝手にパノラマシートと名付けているが、今後可能な限り座るであろう。

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バス旅の第二回。今回は有馬温泉から三宮・阪神国道を通って六甲山の周りをぐるっと一周の旅。

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川西池田駅からJRに乗り宝塚へ向かう。今回は新緑を楽しむべく宝塚から山手に向かうバスに乗ってみようと思ったため。電車に乗っている間に有馬温泉へ向かうことに決定。

宝塚から有馬温泉まで直行すると、定期で乗れる480円区間を超えてしまうので、刻むことにする。ラッキーなことに有馬温泉行きと同じ区間を走る読売ゴルフ場行きがあったので、名塩小学校前まで乗ることにする。この読売ゴルフ場行き、実は一日に2便しかないレア便であった。

IMG_20230504_083955846 読売ゴルフ場行き
読売ゴルフ場行きは一日に2便

発車直後に老夫婦が運転士に「これは有馬温泉に行くのか」と尋ねた際、運転手が小馬鹿にしたような返答をしたのがとても気になった。運転士は途中で降りて次のバスに乗るようなアナウンスもせず、老婦人の方から尋ねてようやく「そうだ」と答える。不親切である。

名塩小学校前バス停の向かいには名塩和紙学習館があった。ここ名塩は和紙の名産地である。館長とおぼしき人が水を撒いていたので少し話をする。和紙の生産と水の質は関係ないとの事。むしろ原材料の樹木の繊維に、泥などを入れて色付けや虫除けなどにしていたので、そちらの方が重要だと聞き取る。後で調べてみると四種類の土を原料の雁皮に漉き込んだ泥入り雁皮紙が名塩和紙の特徴とのこと。

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ほどなく有馬温泉行きが来る。先ほど途中下車した老夫婦も乗っていた。

バス旅であるが、青空と新緑を眺め、窓からの空気から春の陽気を感じる。今はこの時期の晴れも五月晴れと称して差し障りない(本来は、梅雨の中休みの晴れ間のことを五月晴れと言う)。

有馬温泉はさすがに観光地で家族連れやカップルなども観光客が多く賑わっていた。足湯に行ったが、けっこう人が多く浸かることができず、ぶらぶらと散策をして炭酸せんべいの切れ端詰め合わせを買う。もう一度足湯に寄ったが、やはりほぼ満席で諦める。これにて観光終了。独り身にとって賑やかな観光地は少し眩しすぎる。

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この後であるが、宝塚に戻るのもつまらないので、六甲を抜けて反対側の神戸へ向かおうと思う。この時点で時刻は11時。

有馬温泉から三ノ宮へは710円。定期券の特典である環境お出かけ割を使えば、100円で乗ることができる。しかし今回は時間もあったし、あえて3回に刻んで知らない場所を探訪しようと思う。

まず昼食も兼ねて大きな街であろう谷上へ向かう。途中、神戸電鉄が並走するが無人駅ばかり。また本数も少ないためだろうか走っている列車の姿を見る事はなかった。三角屋根のこぢんまりとした駅舎で目を引いたのは神鉄六甲駅。阪急の六甲駅と六甲山を挟んで陰陽の関係にある。まぁ間違えることはあるまいが。ちなみに1984年5月5日、阪急の六甲駅で山陽電車(当時乗り入れ)が信号を無視して阪急電車と衝突する事故があった。あれからほぼ39年かぁ。

谷上駅は大きな駅だが、残念ながら駅構内には食事をする場所がなく、バスの車窓から見たスシローへ行く。次のバスまで時間がなかったので急いで食べる。

次は箕谷へ向かう。ここではバスの営業所が違うのか、箕谷まで乗ったバスと三宮へ行くバスではバス停の案内からして全く別扱いとなっている。路線図すら別々になっている。同じ阪急バスなのだからその辺は統一してほしいところである。箕谷では50分の待ち時間があったのだが、目の前に消防署がある以外は特に何もない。周りを散策してリサイクルショップとマルハチスーパーに寄る。そこでも大してすることもなくバス停に戻る。ただ新緑が美しく、建物の影だったので暑くもなく、風も心地よく、快適にぼーっと過ごす。

実谷から三宮までのバスはほとんど新神戸トンネルを潜っているだけで終わる。

 

神戸・三ノ宮は都会すぎて人酔いする。このあと西宮へ向かう阪神バスのバス停がどこにあるか全くわからない。バス停を探すだけでも右往左往する。

途中、ダンジョンへの入り口のような地下道の入り口があって面白かった。

国道2号線の歩道側の工事のため、歩道とバス乗り場が離れており、艀(ハシケ)のようになっている。

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阪神バスは国道2号線をひた走る。約1時間のロングドライブである。これで220円とはすごいね。

阪神バスは運転が荒い。スピードを出す上にバス停前後では急停止・急発進。黄色信号もけっこうブッチ系だ。イメージとしてはJRの新快速のよう。いや阪神電車のジェットカーか。また乗車音がピーーーーーとクラクションを長押しされたような不快な音で、さらにドアが閉まると低音のビーと、こちらも不快な音で気に障る。ふだん乗っている阪急バスとの違いに驚きである。

国道沿いの同じような光景を眺めつつ、阪神西宮駅に着く。阪神電鉄の駅になじみはないのだが、ここは西宮戎へ行く時に来たことが2度ほどある。ぶらぶらと駅構内の商店を眺めて、次のバスに乗る。次は阪神尼崎行きである。これも先程のバス同様に、国道沿いの似たような景色を眺めつつ、ウトウトする。

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阪神尼崎からは川西能勢口方面へ戻る。途中でバスに乗りかけたおじいさんが倒れていて、乗客が気づき、自分も含めて助けに行く。以前、母が歩道橋上で倒れた時に周りの人が助けてくれたことに恩返しができたような気がした。情けは人の為ならず、である。

途中マンダイスーパーで買い物をするため加茂南口で降りる。次のバスまでの間の20分で買い物をし、川西能勢口行きのバスに乗り、この旅を終了とする。

2023年春からバス通勤となる。

使用する阪急バスの通勤IC定期券は金額式の定期券であるため、阪急・阪神のバスであれば480円の区間が乗り放題となる。これを利用してチープなトリップをしてみようと思う。

 

さて記念すべき第1回はお花見の帰路である。往路は時間優先で阪急電車一本で出かけたが、帰路は酔い覚ましも兼ねて、南千里駅から豊中駅までのんびり乗っていくことにする。

 

阪急南千里駅→桃山台駅 吹田市内線11系統 220円

二停留所だけの乗車。ぽかぽか陽気の中、沿道の散り際の桜が美しい。

一つ目の停留所でWOOのTさん下車。2つ目・終点でMSさんと下車。ここで一人となる。WOOの活動を40年近くやってきたが、バスを降りながら解散という形は初めてだと思う。

さて終点・桃山台駅で小休止。コンビニでアイスコーヒーとスイーツを買う。バス待ちの間に飲食。

 

桃山台駅阪急豊中駅 豊中市内線30系統 220円

一転して始発から終点までの乗車。もともと豊中住みだったこともあり、色々な思い出がよみがえる乗車となった。以降、個人的な話が延々と続くが、歳をとると衝動を抑えられないものらしいので、開き直って書き連ねる。

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我が家のネット通信の契約について。

昨年2月にエントリした ネット通信費(今秋予定)から大きな変更はなく、昨年11月からは以下のように運用している。

 

モバイル通信の契約

Y!mobileのMプラン(15G)+データシェアプラン

私が主契約者となって、シンプルMプランを契約し、それにデータシェアプラン(490円)を付加した。
データシェアプランとは、文字通り主契約の通信量をシェアする契約で、通信のみのSIMを3回線まで付加できる契約である。これを家族3人に割り振り、このSIMを入れている端末で通信をしてもらっている。ここ数ヶ月の通信量の実績を見ると5G程度でありMプラン(15G)で十分である。

通話は楽天モバイル端末を利用するいわゆる2台持ちである。通話をすることはほとんど無いし、もともと2台持ちをしていたことから問題はないようである。

ただ、導入当初に問題が発生した。私が主契約のSIMで大量のデータ通信をしてギガを使い切ってしまったのだ。ギガを使い切ってもそこそこ使える1Mの速度で通信できると思っていたのだが、これは主SIMだけだった。結果、データシェアプランの通信速度が超低速(256K)になってしまったのだ。これは迷惑をかけた。今後も気をつけていく必要がある。

 

固定回線の契約

ソフトバンク光を継続している。もともとそれなりに安いうえにモニタ割が効くのが大きい。速度も問題なく出ている。

上図が基本料金のイメージである。実際には若干の通話料がかかったり、ナンバーディスプレイのために400円かかったりしている。

また私個人用にシンプルM+シェアをもう一回線契約していて、私のモバイル端末(クルマ・職場用のモバイルルーター・持ち歩き用iPadminiなど)で使用している。これはいずれもう少し安い他社のプランに変更する予定である。

2022/02/06-2022/02/12 気象観測タイムラプス150倍速 約38分

2/6

明けの明星(金星) 朝焼け 晴れときどき曇り 通り雪

2/7

金星 夜明けきれい 快晴のち晴れ 夕焼けきれい

2/8

くもり のち一時晴れ 温暖前線通過か? のちくもり 雪? 寒冷前線通過?

2/9

金星 快晴 霜が溶けていく 午後、絹雲が東へ 夕方、高積雲

2/10

どんよりとしたくもり 北風 夕方から晴

2/11

金星 霜が溶けていく 快晴 のち晴れ 一時くもり 北風 夕焼けきれい

2/12

夜明け後からスタート 薄曇り 午後には快晴 15時から16時頃の雲の渦巻き?きれい

明け方の東の空に明るい星が見えている。

てっきり金星かと思ったのだが、調べてみると金星は今、太陽のすぐそば(の方向)にあるので、また地平線の近くにあり、見えないはずだ。

調べてみると、方角と高度的に、どうやら火星のようだ。ただ明るさが1.5等級程度のはずであり、それにしては明るく見えるのが不思議である。

【この手の天文の位置情報は国立天文台のHP「暦計算室」から得ている。】

⇒訂正 火星にしては余りに明るいので再度調べてみると、やはり金星のようである。調査地点の入力を間違えたか?

ちなみに今回の写真はスマホで撮影してみた。拡大するとアレだが、撮影(→GooglePhotoに自動転送)→PCでダウンロードという手順で手軽で良い。

前のエントリ「高さ調整ができなくなった椅子の補修」の続きである。

このイスはリクライニング機能付きゲーミングチェアなのだが、購入して3年ほどしか経っていないのに全体的にボロボロである。表面の人工レザー革はポロポロと剥がれていき下地が見えている状態。まぁこれは我慢できる。しかしもう一つ、座面左端のクッションに何か固いものがあり、腿に当たって痛い。これは不快である。なにか金属部品が外れて座面のクッション部に食い込んできているようだ。しかも背もたれもなにか左側が不安定である。

当該部分である座面側部に穴が空いていたので中を見てみると、L字型の金具がクッションの中で浮いている状態であることがわかった。座ったら痛い理由はこれである。もちろんこの金具を外してしまえば現状は解決するのだが、この金具は背面につながる側面部を固定されている部品であることが分かった。体を預ける背面を固定する部分なので、外してしまっては危険である。

 

浮いているL字型金具を側面部から外して取り出してみると、厚みのあるものを止めたようなねじ構造(爪つきナットとボルト)が2つある。そしてそのねじが固定されていたであろう座面クッションの下は、数枚のベニヤ板があり、これがバキバキに破損していた。側面部はL字型金具を介して座面に固定されている構造だったようだ。そのL字型金具がベニヤ板から外れて座面のクッションにめり込み、何とか留まってる状態であるようだ。これでは、いつL字型金具が座面から飛び出し、背もたれが外れるか心配でならない。修理せねば。

 

 

側面部と壊れた座面部
MDF板と金具類
これを座面に差し込む

ということで補修してみた。ベニヤ板そのものの補修はできないので、家にあったMDF板を切り出し、その場所に差し込むことにした。まず電動ドリルでMDF板にL字型金具を固定するための穴を開けた。これに爪つきナットを取り付け、L字型金具をボルトで接続した。これをなんとかベニヤ板の破損部分に深く差し込み、ベニヤ板が破損した部分の代わりとした。最後にL字型金具と側面部を固定して完成である。

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MDF板に側面部も固定
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なんとか補修完了

おそるおそる座ってみたが、問題なく固定されているようである。背面の不安定感もなくなった。リクライニングしても大丈夫なようで、これにて補修完了である。

今回は電動ドリルが活躍した。安物ながら、穴を開けたりネジを緩めたり締めたりが容易にできて、手動ですることを考えるとずいぶん楽だった。

3年前に買ったオフィスチェアの座面が下がったきり高さ調節ができなくなった。原因は伸縮するシリンダ内部のガス欠である。修理に出すと安い製品を買うくらいになるので、高さ調節は諦め、一定の高さで固定する方向で補修することにした。
imageネットの「シリンダの途中をホースバンドで締め付けて座面下降を止める」という趣旨の投稿を参考にやってみた。しかし私の体重を支えるだけの締め付け力はなかったらしく、斜めに変形して座面下までズレてしまう。ズレないようにシリンダ中央に強粘着テープや水道補修に使うテープを巻いて、再度やってみたが、テープはホースバンドに巻き込まれて一緒にズレてしまい効果はなかった。この作戦は失敗である。
次に参考にしたのは、シリンダに物理的に何かを挟む投稿である。ネットには「割り箸を10本くらい縦に巻き付けて…」なんて書いてあったが、いくら何でもそれは耐久性に問題がありそうだ。
imageそこでホームセンターで売られていた「ウッドレター」という商品名の文字型のブロックを使うことにした。こいつはMDF製で強度があり、厚みが2cmあるので高さを稼ぐことができる。
U字型のものを3つ買って、シリンダの外側に挟んでみた。U字の谷の部分の幅が支柱の太さ+αであることがミソである。
結果は完璧!
 
image高さ調整はできなくなったが、そもそも私しか座らないイスなので、調整機能は不要である。
写真を見ると、挟んだブロックの上部は、ズレてしまったホースバンドで止まっているようで、もしかしたら第1弾の失敗も無駄ではなかったのかも知れない。

2度目のお正月すごろく旅

お正月休みを利用して、すごろく旅をやってみた。参加者は 私と娘2人(珍しく2人釣れた)。

ちなみに過去のすごろく旅は…

阪急阪神リアルすごろく その2 2018.04

阪急阪神リアルすごろく 2018.01

阪急阪神でリニアカードごっこ 2015.05

レギュレーションは以下の通り。。。

hatumodepass

細かいルールは…

スマホ様の御神託1駅目

ミッションは「映えor駅名」。

これは探訪先で「映え」るものか「駅名」と同じ文字の入っているもの(看板とか)を探すというミッションである。

乱数は18と19。

スタート駅である雲雀丘花屋敷駅から、18駅目か19駅目か差の1駅目が候補駅となる。

18なら三国・南方・中津・甲東園、19なら庄内・崇禅寺・大阪梅田・仁川、1なら山本・川西能勢口が候補駅である。

このなかで1はまぁ論外として、正直どこも「映え」という点では ぱっとしないのだが、行ったことがない駅ということで、崇禅寺駅にいくことにした。ちなみに駅名になっている崇禅寺には、細川ガラシャの墓があるとのことで、「映え」はなくても「駅名」はゲットできそうである。


以下、未記載スマソ

本年もよろしくお願いします。

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初日の出 7:14ごろ
ちなみに近畿では一年でもっとも日の出が遅くなる時期である

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日の出40分前の東の空 新月直前の月

 

日の出の時刻や日の入りの時刻は、季節や緯度によってかなり変化がある。これについて次の図が分かりやすい。

冬至の日の出と日没の等時刻線
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国立天文台 > 暦計算室 > 暦Wiki > 日の出入りと南中 から引用

冬至の頃は、地球の公転面(太陽光線と平行)に対し、北半球が顔を背けた状態になっている。そのため日の出は南寄りからやってきて、日の入りは北寄りからやってくる。この結果、北海道などは日の出が遅く、日の入りが早い(昼間が短い)ということになる。逆に夏至ごろの北海道は昼間が長い。

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