病院で食べたトンカツ

| 生活 |

健康診断のため一日人間ドックに行った。昼食が付いていて病院内の食堂へ行くことに。各メニューにはカロリー表記がされている。さすが院内食堂だ。豆腐ハンバーグ定食やおかゆセットなど健康的なメニューもあったのだが、絶食後の昼食となればここは最もカロリーの高い「和風トンカツ定食」に決まり。…これがアカンねん。分かってる。

さて注文してから意外なほど短時間でやってきた。見た目はキレイだしけっこうなボリュームだ。味つけも悪くない。だが…なんとも頼りない食感だ。舌先と歯の付け根の間でも切れてしまうような柔らかさ。老人食なのかこれは。メニューを確かめる。豆腐トンカツじゃないよな…。

そう、このトンカツは成形肉、しかもかなり肉の割合の少ないものだ。成形肉とは端肉・くず肉を集め、型に入れて油脂などの結着剤を使って作る加工食品だ。この際、肉の割合が少ないほど(結着剤が多いほど)柔らかくなる。断面を見れば繊維が並んでいないので一発分かるし、今回のように一枚まるまるなら、不自然なほど形が整っていて曲がりもないことから外観からも分かる。短時間で出てきたところを考えると、調理場で揚げてすらいない可能性も高い。

もちろん羊頭狗肉というわけではないので「トンカツ」という表記に偽りはない。コンビニや弁当屋の弁当、ファストフード店なら、成形肉前提で食べているので、まぁ仕方ないというか憤りは湧かない。だが仮にも食堂で、それも最も健康増進に寄与すべき病院内の食堂でこんな「なんちゃってトンカツ」を出されるとは思いもしなかった。病院への信頼そのものが揺らぐというものだ。

せっかくの外食の機会だったのに。ちゃんとした店で美味しいものを食べればよかった…。

追記(2015.06.20)

よく買い物に利用する激安スーパーMのお惣菜コーナーで「ロースカツ」なる表示のトンカツが105円で売られていた。まぁ話のタネに買ってみると,予想通り成形肉。この例は明らかに「優良誤認」となる例だったので、電話して店長に注意しておいた。

参考資料:優良誤認について、消費者庁HPのQ&A(最後の方Q53~56)

http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/qa/hyoujiqa.html#Q54

さらに追記

しかし翌週見てみるとやはり販売されている。惣菜売り場の担当者を呼んでもらい(店長だった)、先週の電話の件を伝え、よろしくないのではと再度言ってみたが、「いやこれはロースです」と言う。試しに1枚買ってみたら、やはり成形肉。まぁ賞味期限の切れた冷凍食品を激安で売っているような店なので(しかし私はそれを好意的に捉えている)、この件に関してはのれんに腕押しである。

さらに翌週だったか行ってみると,今度は成分表示の切り取りが貼りつけられていた。そこには確かに「ロース肉」との表示がある。おそらく冷凍で仕入れている大袋の表示だろう。「ロース肉」とあるので、店としてはそれを信じて販売しているというスタンスなのだろう。

たぶん消費者庁に通報したらアウトの件だと思うが、このスーパーのアングラぶりは捨てがたいので、この件は放置しておくことにした。

早朝からのテスト作りが一段落したので、相棒殿とお出かけ。

花菖蒲を見に大阪の城北公園へ。宝塚の自宅から1時間足らず。しかし駐車場探しにけっこう手間取った。スマホの駐車場検索アプリがなかったらあきらめていたかもしれん。

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咲き始めアジサイも可憐で美しい。

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城北公園は「城北公園フェア」中で屋台がたくさん出ていた。

相棒殿はフルーツを閉じ込めた氷を使ったかき氷、私は山田牧場の豚串&ソーセージ。

無農薬で育てた豚を使った豚串が700円ながらけっこうガツン!とくるボリュームだ。買ってすぐ脇で立ち食い。塩こしょうのみの味付けがまた肉のうまみを引き出している。

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この日一番の収穫はこの豚串であった。花より団子とは良くいったものだ。

このあと、コンビニでアイスコーヒー、力餅の店舗もあったのでおはぎも買い食い。

こういう休日の過ごし方もまた良し。

人は両目で見ることでモノを立体的に捉えている。立体視カメラはその仕組みを再現するために左右2つのレンズで同時に撮影できるようになっている。

タカラトミーから発売されていた立体視カメラがamazonで10P530025800円で売っていたので買ってみた。

22万画素相当の画像(黎明期のデジカメ程度)、固定焦点・固定露出(写るんです方式)、背面モニタやストロボも無し。

両眼で撮って、ひとつの画像にまとめて、SDカードに保存するだけというシンプルなカメラだ。本体以外にプリントした画像を手軽に立体視するための紙製のビュアーが2つ付いている。

↓↓↓↓↓ モニタの倍率を調整してご覧下され ↓↓↓↓↓image

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ボウリング200Up×2 20150517

| WOO |

今日は、WBFの第2戦に参加。久々の200up×2回。しかし今日は相手が強かった…3着。

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自身の1試合200up×2は、過去の記録を遡ると実に9年ぶり。

1996・97に2回ずつ、1998・99に1回ずつ、2001年に2回、2006年に1回で、今回が10回目。

これまでWBFで270試合くらい参加しているので、まぁ30試合に一度という頻度か。

風呂場の水道の蛇口(温水混合栓・シャワーカラン切り替え)が2~3年前から調子が悪くなっていた。コックを「閉」の位置にしても、ぽたぽたと水が漏れる。

ちょっとしたコツで止めることができていたのが、だんだんと常に水が漏れる状態になっていた。

メーカーと型番で検索をかけると、同様の問題に対する修理記事を見つけることができた。

どうやら原因は、切替弁というものが劣化しているためらしい。

部品そのものの値段は大して高くないし、作業も何とかなりそうだ。DoItMyself!

切替弁がネットで一番安いところで3000円弱(送料込み)、それとウォーターポンププライヤーという水道管工事用のプライヤーも購入(1000円)。P5160184

作業にはいくつかコツがあって、ここでは細かいことは書かないがネットの記事がたいへん参考になった。

ネットの情報がなければとてもできなかっただろうし、そもそもやろうとしなかっただろう。

ひとつ、できることが増えた。またしても単純だが嬉しい。

田と雨 2015.0514

| 天気・気象 |

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田植えの季節、この時期の水を張った田んぼが好きだ。

雨が小さな波紋を描く様を撮影してみた。

ボウリングバック代替わり

| WOO, 生活 |

25年使ってボロボロになっていたボウリングのボールバック。四半世紀を経てようやく代替わりを決意した。ちなみに中に入るボールは3代目、シューズは2代目に入ってもう数年経っている。

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左が新しいバッグ。

裁縫実習 20150507

| 教育一般, 生活 |

今年から全学年の家庭科の担当もしている。調理・保育は実生活である程度は経験済みなわけだが、裁縫は40年前に小学校で習って以来である。そして実生活でも避けてきた分野であり、これに関してはイチから勉強することとなった。

この連休は、1年生の実習でつくるクツ袋を作成した。

まぁ材料などワンパックになったキットなので、説明書通り作ればよいのだが、基本的な言葉の意味が分からないこともあり、相棒さんに教えてもらいながら、そしてネット動画も参照しつつ作っていった。

1.必要なサイズに切り 2.袋状にするために重ねて チャコペンで設計
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3.半返し縫いで縫っていく 3歩進んで1歩戻る、半返しだ! 4.布端をかがり縫いする
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5.ひっくり返して表面 ヒモ通し部の周囲を本返し縫い 裏側
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6.上端部を2つに折って まつり縫い まつりだまつりだまつりだ豊年…
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7.ヒモ通し部の下を並縫い 8.ひもを通して 9.完成!
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できるにはできたが、教えるレベルにはまだまだ。失敗したときのリカバリーなど学ぶことは山積みだ。

一方で、できなかったことができるようになるというのは、この年になっても何だか嬉しいものだ。

実は4月から相棒さんに、まつり縫いやボタン、スナップ付けなどを教えてもらっていて、実際に衣服の補修をしたりしていたわけだ。大げさかもしれないが、人間的な成長?丸というか完全体にすこし近づけたような、そんな喜びがある。

カメラ内HDR機能

| 写真関連 |

明暗差があるものを見る際、人は暗い場所では感度を上げ、明るい場所では感度を下げる。その両方を脳内で合成しているのでディティール(細部)の再現が成立して見えるわけだが、カメラだとそうはいかない。とくにコントラストが激しいシーンだと黒白どちらかが犠牲となる。それを目で見たように再現する技術がHDRである。

今回、うす暗い環境での滝を撮影してみた。普通は岩肌が黒くつぶれるか、水が白く飛ぶか、どちらかになる。薄暗い雰囲気を出すために(暗めに写るように)露出は-1補正してある。

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通常撮影したもの。

滝の水や右の陽の当たる岩肌はきれいに出ているが、中央から左の岩肌が黒く沈んでしまっている。

 

 

 

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ストロボを焚いて撮影したもの。

どう考えてもカメラ内蔵のストロボの届く距離ではないのだが、カメラががんばってISOを800まで上げて(感度を上げて)撮影している。そのせいか暗い岩肌はそれなりに写っているが、滝の水や右の岩肌は飛んでしまっている。

 

 

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カメラ内HDR機能を使って撮影したもの。

一回のシャッターで3枚撮影し、撮影後に合成している。暗い雰囲気を保持しつつ、岩肌や水のディティールをけっこう再現している。

 

 

 

HDRは時間がずれた3枚の写真を合成するので、動きのある被写体には向かない。今回の滝の水は、1/60でも流れてしまうので、あまり気にはならないが、それでも色味に影響が出ているように思う。

このようにHDRも万能ではないが、見たように写るというのはやはりありがたい機能である。

テレビでやっていたレシピを参考に、上娘といっしょに団子づくりにチャレンジしてみた。

主な材料は、合い挽きミンチ、はんぺん、エビ・タコである。

塩こしょうしたミンチをこね、はんぺんを砕き入れ、エビやタコを入れる。砂糖と醤油とみりんを適当にいれ、団子状にする。小麦粉をまぶし、溶き卵に通して、天かす・すりごま・砕いた堅パンなどをつけ、揚げる。

ミンチなので味見をすることができず、本当にテキトーな味付けになってしまったが、まぁまぁ評判は良かった。

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