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スマホによる無線操縦ができる鉄道模型のパワーパック。P5260326

クラウドファンディング上がりの商品らしい。

https://www.traintech.jp/

https://www.makuake.com/project/train-tech/shopping/

従来の線路やポイントからのフィーダー線を、このパワーパックの端子に合うように加工して(コードと圧着端子が付属)、従image来のパワーパックに置き換えて使用する。2路線・4ポイントまで操作が可能である。

このパワーパックとスマホを無線でつなぐことにより、スマホから(離れた場所から)運転操作ができるというところが素晴らしい。さらに普通のパワーパックと同じようなリニアな操作だけでなく、発車時の加速、力行ノッチ、ブレーキ時の減速など実車同様の挙動も可能imageになっている。さらに列車別の操作パネルが選択できたり、ブレーキ音や警笛などもスピーカーから出すことができ、かなりリアルな運転体験ができる。これが列車側の加工無しで、従来のシステムをそのまま利用できるというのは非常にコスパが良いといえるだろう。

 

いっぽうで、列車の挙動をリアルにシミュレートしているものの、操作するのはスマホやタブレットの平面的な画面なので、リアルな運転とうらはらに、実際に操作しているという実感がそれほど無いというのが残念なところである。電車でGOのコントローラーなどが使えるとよいのだが。

奈良へ…
仕事がらみの予定が急に無くなった土曜日に取材旅をしてきた。しかし何の準備もしていなかったので、とりあえず「奈良・斑鳩1dayチケット」を購入しての無計画旅である。
この切符、阪急版で2060円。乗降できる範囲が、阪急電車全線・大阪地下鉄全線・近鉄難波~奈良、長田~生駒、京都~筒井、生駒ケーブル、そして奈良交通バス奈良公園・西ノ京・斑鳩フリー区間、以上である。3私鉄のフリー区間と合わせると奈良・大阪・京都と3古都巡りができてしまうわけだ。しかもすべてフリー区間なので、何周でもできる。3古都飲み耐久レースとか出来てしまうわけで何かお得感アリの切符である。

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CIMG0013WBFの早朝ボウリングのあと、そのメンバーでリニューアルした梅田三番街のフードホールへ。各自が買ってきたものをシェアして昼食。私は「矢場とん」のみそかつ。

そして夕方までの飲み会までの間、阪急阪神リアルすごろくをやってみた。

 

ルールは前回と同じ。「阪急阪神1dayチケット」の範囲内で、スマートウォッチが出すランダムな数字分、離れた駅を目的地として巡る旅である。

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ふと電車に乗りたくなったので出かけることにした。

家にいた子ども達にも声をかけると、めずらしく上娘が釣れた。image

二人で「阪急阪神ニューイヤーチケット」を買ってスタート。

この切符は阪急・阪神・神戸高速全線が乗り放題となるチケットである。ふだん1200円する「阪急阪神1dayパス」と同じ乗降範囲でありながら値段は1000円、しかも指定の寺社4カ所で祈念品がいただけるというものだ。

さて単に電車に乗るだけではつまらない(いや私は楽しいが)ので、イベント形式で乗ることにした。

そのイベントが表題の「リアルすごろく」である。

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鉄道模型走行会 2017.10.9

| WOO, 鉄道 |

日時:平成29年(2017年)10月9日(月・体育の日)
11時~15時
会場:青年の家いぶき・2階大会議室
豊中市服部西町4-13-1
入場無料
問い合わせ・連絡先
青年の家いぶき
電話:06-6866-3030

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在来線: 秋の田舎駅モジュール ローカル線:田んぼと岩山のモジュール スタートレイン(笑)・カメラカー
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ローカル線:海沿いの分岐駅 ローカル線:田んぼと岩山のモジュール ローカル線(手前)と
高速新線(後)

Nゲージの鉄道模型車両に専用のカメラを組み込んでみた。

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鉄道研究会WOOではなじみの「トレインスコープ」だが、自分で組み込むのは初めてである。

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日帰りで岡山へドライブ旅行に行ってきた。
市内のコインパーキングに止めて、岡山電気軌道の一日乗車券を購入、実は岡山電軌に乗るのは初めて。サクッと全路線を制覇した(といっても2系統だけだが)。
中納言電停あたりが、S字カーブになっており、なかなかデンジャラスであった。またこの電停はキビ団子のお土産で有名な老舗和菓子店「広栄堂」があり、中でお茶と和菓子をいただいた。P5120238P5120240image

岡電はたま駅長で有名な和歌山電鉄の親会社であり、たま駅長をモチーフにした「たま電車」が一両走っている。

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動画にしてみました ↓↓↓
https://youtu.be/WRWzRLzQ1F0
地図画像

WOOの走行会に向けて十何年かぶりにモジュールを製作した。いままであった簡易な分岐モジュールの置き換えである。

コンセプトは

1.小野田線の雀田駅の構造+瀬戸内の海岸線沿いのイメージ

2.高低差を意識する

3.人形や看板などを配置し臨場感を高める

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ラフスケッチ 60×30のMDF板を使用 主要な建物の位置を確定
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民家の石垣(ネコ砂使用) 木工パテが大活躍であった  
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岸壁部分、高低差を作る スポンジマットを切って 金網を貼って塗装する
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左の台地は校庭の端に設定 ネットは網戸補修ネット クレインペイントが効果的
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アミやすりを利用して 柵として使用 大きな構造は完成
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看板はPCで作成 光沢紙で印刷し貼り付け  
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人形は中華製100体入り 両面テープで固定し 肌色から始め服や髪を着色
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一体一体は粗雑なのだが 配置するとそこそこリアル 試験期間の下校時の設定
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木の製作 針金の芯に木工パテを塗る 海岸沿いなのでマツ
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最後に波打ち際 ネコ砂+クレインペイント  

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所属団体「鉄道研究会WOO」の会報誌『OH!WOO!!』が今年で30周年を迎える。

30周年を記念した次回の会報誌のテーマが「30駅めの取材」だったので、「阪急阪神1dayパス」の範囲内で、30駅ごとに乗り降りをしてみた。image

ちなみに「阪急阪神1dayパス」とは、阪急電鉄全線・阪神電車全線・神戸高速全線が乗り降り自由で1,200円というもので、今回のように乗ったり下りたりを繰り返すにはもってこいのチケットだ。
30駅めの設定は、桃太郎電鉄というゲーム内に出てくる「リニアカード(現在地から30駅進めるカード)」の設定に従うことにする。つまりぐるっとループすることはできるが、行き止まりでの往復には使えない…ということだ。乗り継ぎに関しては、阪急と阪神の両社がつながる神戸高速鉄道の「高速神戸」駅、そして「梅田」駅と「今津」駅を同じ駅として扱うことにする。また厳密に30駅を実践するため、各駅停車のみ乗車することにする(急行・特急等は各駅停車区間のみ使用する)。さて朝の8時から日暮れまでの約11時間、上記のルールで乗り降りを実施してみた。

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二日目スタート。まずは城端線。これも30年前に乗ったはずだが、ほとんど覚えてない。

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二日目は若干時程にゆとりがあったことと天気が回復したので、途中下車の旅を楽しむことにする。

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終点・城端駅では駅前をさっと見て、折り返しの列車に乗る。そして次の駅、越中山田駅で下車。

201408XZ-229「かいにょう」と呼ばれる屋敷林を見てみたかったので降りてみた。

201408XZ-232公民館前はきれいな花の道。

屋敷林以外は取り立てて見るものもなく、駅のまわりをぶらぶらする。それなりに撮る対象は見つかるものだ。

秋の訪れを感じさせる虫の声と、残暑を語る蝉の声が、交互に聞こえる。

線路まわりの雑草とか、小さな花畑とか、ヘルメットをかぶって懸命に自転車を漕ぐ中学生とか、田んぼのにおい、屋敷林を揺らす風、こういった日本中に見られるごく当たり前の風景がなにか嬉しい。学生時代、日本全国の鉄道を回っていた頃から変わらないものがある。

一方で現代の列車はほとんど冷房化されていて、列車に乗っているだけでは、熱さやにおいなど土地の空気とふれあいこともなく、通り過ぎてしまう。それではあまりに「リアルなのにバーチャル」っぽいので、今回の旅では散策や途中下車は積極的にしたいと思っている。特急や新幹線では味わえない、スローだが実感を伴う旅である。

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高岡に戻り、次の目標は「万葉線」であるが、昨日乗った氷見線と小矢部川を挟んで並行している区間がある。その間にできた橋を渡って万葉線に入ることにして、まず氷見線に乗る。ついでなので雨晴駅まで行き、本日2回目のプチ途中下車の旅とする。

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14分の間に改札を出て、構内のコンビニで朝食と昼食を買う。コーヒーも買う。最近コンビニのドリップコーヒーが旨くて良い。高校生の乗る車内でコーヒーとサンドイッチを食う。201408XZ-248201408XZ-249201408XZ-256

雨晴(あまはらし)駅を下車、乗っていた列車が氷見を折り返してくる間の27分間の途中下車である。

雨晴駅と越中国分駅の間には「義経岩」というものがあり、義経一行が道中でにわか雨を逢い、弁慶が大岩を持ち上げて雨宿りをしたという伝説がある。「雨晴」という地名もこの伝説からきたものらしい。地名の由来となる観光資源なのになぜか駅前の案内板にはその表記がなかった。

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201408XZ-267 伏木駅から小矢部川にある「如意の渡し」跡を見る。ここは義経一行が渡し船を乗る際に、捕縛令が出されていた義経と見破られそうになったところを、家来の弁慶が扇で義経を叩き、身分を隠したという逸話の場所である(勧進帳などでは安宅の関になっている)。

現在は小矢部川を渡る万葉大橋ができたため、この渡し船は5年前に廃止されている。写真は伏木川の渡船場跡。

 

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渡船場の近くから取り付き万葉大橋を渡る。所々に大伴家持の歌碑がある。これは大伴家持が国守として5年間この地に滞在し、300種を越える和歌を詠んだ(越中万葉と呼ばれる)ことに由来する。これから乗る「万葉線」も大伴家持がらみのネーミングである。

201408XZ-277射水市側の渡船場跡。伏木側から歩いて約20分である。

ここからすぐの場所に万葉線・中伏木駅がある。

 

 

 

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もと加越能鉄道、現在は第3セクターの万葉線初乗車。これで終点の越ノ潟駅まで行って、帰ってくる作戦である。土日であれば、富山新港を渡った反対側にある富山ライトレールに接続するバスがあるのが、この日は平日のため、いったん高岡駅に戻るしかない。

ちなみに1966年までは越ノ潟駅ー富山駅を結ぶ富山地方鉄道射水線があった。つまり高岡と富山はぐるっと富山港をめぐる形で繋がっていたということだ。しかし富山新港開削により、越ノ潟駅から先が海になってしまい、この区間は廃止となった。そして1980年に富山側の全線が廃線となった。現在では越ノ潟駅から対岸へ富山県営の渡船(無料)がでている。また新湊大橋によって繋がっている。

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imageGoogleEarthより、越ノ潟駅付近

201408XZ-302 2012年開通の新湊大橋。自動車道路の下に歩行者通路がある。この歩行者通路へ行くための無料エレベーターが写真のコンクリート部分にある。富山新港の眺めが良く面白いので何度も往復してみた。

今回はこのまま駅に戻ったが、歩いて橋を渡って反対側から渡船で戻ってくれば良かった。

 

…と思ったのだが、越ノ潟駅に戻ってみると、架線ハイブリッド列車の試乗会に出くわした。本来は事前申し込みが必要なものだが、空きがあるとのこと。しかもこの日が最終試乗日とのこと。高岡に戻るのが少し遅くなるので考えたが、まぁ富山ライトレールは乗れなくても良いかと思い(これも30年前に国鉄富山港線時代に乗っているので)、乗せてもらうことにした。

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架線ハイブリッド車とは、普通の電車のように架線から集電して走行するが、車内のバッテリにも充電し、バッテリだけの走行も可能な車両だ。この車両は鉄道総研のもので、万葉線を使ってテスト走行しているとのこと。途中の米島口駅までの間に一通りの説明があり、あとは質疑応答の時間。バッテリを満充電すれば万葉線なら1往復半は走行できるとか、バッテリで走るメリットとして、メンテナンスがたいへんな交差点などでの架線を無くすことができるとのこと。架線を無くす云々は全てハイブリッド車にしないと実現できないことだが、ラッシュ時など列車が混み合っている場合にバッテリで走れることもメリットとのこと。普通のユニトラムより高価になり、重量も2t増しとなったりするが、フル走行すれば5~10年で元が取れるとのこと。

乗り鉄としては、車内の多くを占めるバッテリや高運転台が邪魔をして、景色が見えにくいことが残念だったが、最新の試験車両に乗れたことは大いに嬉しかった。

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201408XZ-319 米島口で試乗は終わり。ちなみに米島口駅前に万葉線の本社や車庫がある。

米島口から高岡駅停留所までが、この列車の最後の試乗会。ここでも余裕で空きがあり乗せてもらう。

 

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再び青春18きっぱーとなり、JRで富山駅へ。ぶらり途中下車の旅を楽しんでいたので、富山ライトレールは単純往復する時間しかなくなってしまった。しかも乗り継ぎ5分。しかも富山駅は新幹線工事で駅舎南口までものすごく時間がかかる…。下車後ダッシュで南口を目指す…。なんとか間に合いそう…。

しかし何ということか、私は富山ライトレールを富山地方鉄道と勘違いしていた。富山駅南口を出た瞬間に間違いに気づいた。北にある富山港を目指す富山ライトレールは…そりゃ北口だわ。もうこの段階で、南北に大きく分断された富山駅を縦断する気力も時間も無く、この駅で高山本線の列車が発車するまでの1時間を過ごすことになった。あぁこんなことなら、高岡からの列車で急いでおにぎりを食べるんじゃなかった…。駅前のどんぶり屋のショーケースに飾られた「白エビ丼」や「きときと鮨」などが恨めしい。お土産屋で「雷鳥の里」を買って、夕食となるおにぎりなどを買って、することもないので、早々に高山本線のホームにならぶ。まぁこれは結果的には良かった。高山本線の猪谷行きのディーゼルカーは2両編成、けっこうな乗車率になったからだ。

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この区間も高校生の頃、神岡線に乗りに行って以来なので30年以上ぶり。

 

 

 

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猪谷駅からの列車は3時間26分、この旅一番のロングランである。途中からけっこう席が埋まり、足が窮屈だった。

実は高山本線猪谷以南は乗ったことがあると思い込んでいたが、どうやら初乗車だったようで、新鮮な車窓が楽しめた。かなりの長時間、川と平行に走る。前日までけっこうな雨が降ったのでダムが放流していて水量が多い。岩を跳ねるような急流の景色あり、ダムの上流では鏡のような湖面に発生した霧がうっすらとただようような景色あり、山の谷筋を利用した水力発電所ありと、見所が満載。窓にカメラをへばりつけるようにして撮影を続けた。

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高山本線の車窓

途中、踏切内への侵入があったとかで10分以上の遅れが生じた。当初のアナウンスでは10分接続の岐阜行きには接続しないとのことだったが、延着待ちをしてくれていた。美濃太田から先はそれなりに列車の本数もあるので、一本遅れても帰宅に影響が出るようなことはないが、これが最終乗り継ぎであったりすると冷や汗ものである。良すぎる接続というのも考え物であるかな?

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1944岐阜ー米原2035

東海道本線に入り、列車の本数も両数も増え、比例して列車を利用する人も増える。アーバンである。外は真っ暗となり、することもない。だが、きょうびスマホがあるので、することには事欠かない。

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米原からは12両編成の新快速。相変わらず遅い時間でも混んでいる。

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尼崎からの普通列車、これも混んでいる。今回の旅で唯一着席できなかった列車となった。

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