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↖↙1/14朝撮影 ↗1/19夕撮影

両方の舟型の月を撮影してみた。1/14と1/19の間に新月をはさんでいる。

うちのベランダは南に向かって眺望があるのだが、これらの月が冬期は両方見ることができる。その理由は、舟型の月が冬期は南寄りで出没するためである。舟形の月は太陽と同じ方向にあり、冬期の太陽の日周運動が南寄りで出没することと連動している。そして冬期の太陽が南寄りで出没するのは、地軸が公転面に対して傾いていて、冬期はのけぞるような状態になっていることが原因である。

逆に太陽と反対の位置関係にある満月は、冬期は北寄りで出没し高度が高くなる。ちなみに次の満月は久々の皆既月食である。

鳴門のうずしお 20170814

| WOO, 地学, 理科 |

WOOの取材で、淡路島南部へ行ってきた。

「うずの丘大鳴門橋記念館」へも行った。私自身はもう5回以上行っている場所なので、ほとんど期待していなかった「うずしお科学館」に入ったのだが、今年3月にリニューアルされていて、とても学習対象として素晴らしい展示になっていた。

ちなみに一昨年2月の拙ブログはこちら

リニューアルされたうずしお科学館のHPはこちら

何がすごいって、鳴門海峡を立体模型だ。周辺地形を完璧にシミュレートした縦5メートル、横10メートルの大型ジオラマに、大量の水を供給/排出するシステムを組み合わせたもので、それに大画面スクリーンによる映像と球体スクリーン映像が絡み、映像とリンクする形で大型ジオラマの中の水が移動する。約20分の映像と水の動きを見ることで、鳴門海峡の潮流やうずしおの発生原因が理解できるというものだ。

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画面左下に現れる福良港(瀬戸内側)と阿那賀港(太平洋側)の干満と時刻のグラフが、鳴門海峡を挟んだ二つの水面の干満差を表しており、それに連動して大型模型の水位が変わり、そして潮流と渦潮が生じる。流れ込んだ側の端から見ると大量の水が流れ込んでくることが、排水音とともに理解できる。

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素晴らしい展示施設である。ほぼ2回転見てしまった。

新たな発見として、これまで鳴門海峡の潮流は、太平洋から淡路島の東を回り込んだ海水と太平洋との潮位差で生じるというのが定説であったと思うのだが、ここでは四国西端から豊後水道を通って、瀬戸内海に入ってきた海水と太平洋の潮位差という説明があった。おそらくこちらの方が新説というか新たな定説になっていくのであろうな。

さすがに近畿中部の自宅でも積雪。

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明け方はチラホラ 7時過ぎ 陽が昇ってくると快晴

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この夜も降雪、翌日・翌々日の出勤は大変だった…。職場は20cmほどの積雪でした。

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☜ 雪合戦
ほのぼのした光景ですな

朝焼け 20161229

| 写真関連, 地学, 生活 |

ほぼ毎朝、日の出を眺めている。今朝は別格の朝映えだった。

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OLYMPUS XZ-1で撮影。シーンモード「夕焼け」で撮影しているので、実際より赤が強調されている。

下の写真は「パノラマ」で撮影。こちらの色合いの方が現実に近い。

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PC290128ベランダの窓にもきれいに映っている。

鹿児島弾丸旅行記

| 写真関連, 地学, 旅行, |

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9月23日早朝から24日深夜までの1泊2日で鹿児島に弾丸旅行してきた。

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ナスカ

| 家庭科, 生活, 生物 |

ナスカと言えば南米ペルー、地上絵で有名ですが…

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本日の夕食の夏野菜:ナスにトマト、そしてジャガイモ

これは全て「ナス科」です。

ここ数日、平年より気温の高い日(25℃超え)が続いていた。

今日も天気予報は晴れ、予想気温27℃、降水確率午前0%、午後10%。

しかし最後に夕方から夜にかけて雨が降る可能性もある、とも言っていた。

あぁなるほど、だいぶ大地に熱がたまっていて、積乱雲が発生する可能性があるのだなと思った。

そして実際、職場のある猪名川町では、夕方5時過ぎから突風と大粒のにわか雨となった。

https://www.youtube.com/watch?v=qkztdXkPm1w&feature=youtu.be

 

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雨上がりには虹が、そしてコンクリートやアスファルトからは湯気が上がっていたのが印象的だった。

副虹(左側)と主虹(右側)がはっきり見える→

勤務先猪名川町は国史跡指定の多田銀銅山で有名である。

今回「金属を熔かしてみよう」という体験学習会があったので参加した。

大阪文化財研究所の伊藤幸司先生が中心に、銅の精錬・鋳造の歴史、鋳造の実際の手順を見せてもらった。P5120129

江戸時代に住友が大坂長堀で精錬・鋳造していた銅は、表面にできる酸化物の亜酸化銅が見事な赤色であることがステータスであったらしい。

今回の実験では、沸騰した塩水に熔けた銅を流し込むという操作でそれを再現していただいた。

銅を溶かすということ自体が1100度以上に熱する必要があり、古代にそれを実現した「るつぼ」の構造を解明する研究の話など、実に興味深く、学問の楽しさに触れることができたように思う。

鼓銅図録より
「棹吹の図」

銅の鋳造のようす

P5100016明け方東の空に3惑星が並んで見える。

金星は西方最大離角明るさが-4.4等

左隣にあるのが木星で明るさ-1.9等

下にあるのが火星で明るさ1.7等

 

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3惑星が更に接近 2015.10.29

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Panasonic DMC-G6

PENTAX-A 100mmF2.8(トリミング)

F2.8 1/8秒 ISO6400

火星と金星が接近し、木星から離れていく 2015.11.1

P5100031b午前3時8分撮影 東の空

11.29と同じレンズで撮影したが、木星と火星の視距離(角度)が離れたので、2枚に分けて撮影し合成している。

Panasonic DMC-G6

PENTAX-A 100mmF2.8(2枚の写真から合成)

F2.8 1/8秒 ISO6400

この日は久々に天体望遠鏡を持ち出し観察した。

オリオン座大星雲を観察。ただし図鑑のような色とりどりの絵を期待してはいけない。ぼんやりとした雲のようにしか見えない。

また木星の縞模様(のようなもの)とガリレオ衛星を確認。

しかしRFT望遠鏡のデメリットであるにじみがひどく、見せられる写真にはならず。

早朝からのテスト作りが一段落したので、相棒殿とお出かけ。

花菖蒲を見に大阪の城北公園へ。宝塚の自宅から1時間足らず。しかし駐車場探しにけっこう手間取った。スマホの駐車場検索アプリがなかったらあきらめていたかもしれん。

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咲き始めアジサイも可憐で美しい。

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城北公園は「城北公園フェア」中で屋台がたくさん出ていた。

相棒殿はフルーツを閉じ込めた氷を使ったかき氷、私は山田牧場の豚串&ソーセージ。

無農薬で育てた豚を使った豚串が700円ながらけっこうガツン!とくるボリュームだ。買ってすぐ脇で立ち食い。塩こしょうのみの味付けがまた肉のうまみを引き出している。

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この日一番の収穫はこの豚串であった。花より団子とは良くいったものだ。

このあと、コンビニでアイスコーヒー、力餅の店舗もあったのでおはぎも買い食い。

こういう休日の過ごし方もまた良し。

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