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1995年にデジタルカメラQV-10を世に出し、デジカメが普及するきっかけとなったカシオ。この4月の報道でコンパクトデジカメから撤退するとのこと。
私も1996年に初めてQV-30でデジカメにハマって以来、ずっとカシオのデジカメとともにあった。
特に思い出にあるカシオ機は、コンパクトフラッシュを採用したQV-700、光学ズームのQV-7000SX、カードサイズのEX-S1。
最近では手軽なスナップ用にポケット入るカードサイズズーム機のEX-S12、そしてスマホ連携できるEX-ZR3200と購入してきた。
カシオはコンパクトデジカメのシェアとしては国内17%近くあるメーカーだが、スマホに圧されコンデジのパイが小さくなっている。デジカメ業界は「インスタ映え」が追い風になって息を吹き返しつつあるのだが、それらはミラーレスカメラに向かっているようで、コンデジは苦戦していたらしい。、一眼レフやミラーレス機を作っていないコンデジ専業では事業として成立しないのだろう。カシオはコンデジとしては大きなセンサーを積んだ機種も出しスマホ連携機能も進んでいた(ZR3000シリーズ)だけに非常に残念である。
4月上旬に大幅に値下がりしたZR3200がカシオ機の最後の一台になった。
出先でちょっとした写真を撮ることについて、もう何年も悩んでいる。昔から写真を撮ってきた者にとって、スマホのカメラ機能は何かと力不足である。確かに画質は良くなってきているが、光学ズームができない、シャッタータイムラグがある、バッテリが持たない、露出補正をかけるにも画面を何度もタッチしなくてはならない。
6年ほど前の記事「写真を撮る楽しさ」に書いた「露出を自分の意志で決定し、ピントを合わせ、タイミングを合わせてシャッターを切る、それが快感」がまったくスマホ撮影では感じられないのだ。事象を自分の力で切り取ったという実感がなく、何ともふわふわした感じがするので「なじめない」のである。
とまぁスマホカメラをディスりながらもLINEなどに写真を載せる際など即時性はデジカメ単体では成し得ない優位性であり、これは捨てがたい。でもスマホカメラで写真を撮るのはいやなんだ。
どうにかならんのか。
今回の答は、BLEを利用したデジカメとスマホとのwifi接続である。これまでもwifiを利用できるデジカメはあったのだが、スマホ・デジカメ双方の電源が入っている必要があった。お見合いをさせるような形を取って、wifiでスマホに転送していたわけだ。
これがBLE(Bluetooth Low Energy)という低電力無線接続機能によって、スマホ側からデジカメをスリープから復帰させ接続が確立されるシステムができた。撮影後、特段指示をすることなく空いている時間を見計らって写真データを転送できるようになったわけだ。これは大きい。デジカメで写真を撮ったら勝手にスマホに入っている。そこから先はSNS投稿も可能だし、クラウドに上げることもできる。
今回とりあえずnikonのコンパクトデジカメを中古で買って試してみた。時々接続が切れてしまうこともあり、理想通りにはいかないようだが、スムーズに転送されているときは感動ものである。もう少し使い込んでみて、まともなBLE-Wifi対応カメラにステップアップしてみたいと思う。
ハイスピードムービー撮影ができる casio EX-FC150。
以前から運動体のスロー撮影など仕事に使えそうだなと思っていた機能だ。
中古品が手軽に試せる価格になってきたので購入(メルカリで送料込み3500円)。
試し撮り まぁ明るい室内https://youtu.be/sD8F6Eejob4 | ![]() |
試し撮り 少し暗い室内 はじめと終わりが普通の速度、それ以外がスローです。途中で切り替えができるのです。 https://youtu.be/fwghQfB-Hto |
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試し撮り まぁ明るい室内[砂掻き] https://youtu.be/fSCoFb2rEQQ |
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4月下旬から使い始めたZenfoneZoom、カメラ機能に特化しているだけに写りはそこそこ満足できるし、撮影端末=通信端末なので、そのままクラウドに上げたりLINEなどへすぐ送信できるなど便利である。一方で、重い・かさばる・速射性に劣るなどどうしようもない部分もやはり目につく。特にこれから薄着になると持ち運びがネックとなってくる。
5月のWOOの京都取材では、このスマホは帯同せず、昨年購入した超小型スマホと薄型デジカメという組み合わせで挑んでみた。電話をかける機会とクラウドにその場で上げるような機会は無いことが予測できたからである。また地図などのネット情報はiPadminiを持っていくことで対応することにした。結果としては「良かった」。ちょこまかとメモを取るようなことが多い取材だけに小さく薄いデジカメは便利であった。
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上から Panasonic DMC-G6(レンズ交換式) Olumpus XZ-1(高性能コンデジ) Casio EX-S12(薄型コンデジ) DMC-G6は、撮影が主目的の時や家族旅行の際に使う |
一方、ケータイはというと、
当面、用途に応じて使い分けていくことになるのだろうが、面倒なのが、スマートウォッチをいちいちリセットしないといけないことと、LINEを使う場合はトーク画面が消えてしまうことだなぁ。
カメラ機能に重点を置いたスマホ ASUS Zenfone zoomを購入。
光学3倍ズームレンズ内蔵のスマホである。大きいし重いがデジカメとの二台持ちよりは良いかと思う。
カメラ機能を使って感じたことは、当然ながら光学ズームによる描画がなかなか良いということだ。コンパクトデジカメに匹敵する能力はある。一方でシャッタータイムラグがあり、それも状況によって異なるようで、慣れるまでに時間がかかりそうだ。
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シャッターボタン専用のボタンがある(左写真左端)ほか、ボリュームボタンがズーム機能に使えるため、一般的な撮影はとてもスムーズである。ただ私が頻繁に使う明るさの補正が物理ボタンにないのは不便である。
なおケースには例によって滑り止めシートを貼るなど小細工をしてカメラ風にしています。
夜の帰り道
飲み会の帰り、スマホのカメラテストも兼ねて、駅から歩いて帰ってみた。
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日中の撮影
明るい状況では、なかなか良い描写をしてくれる。
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↑3枚とも 望遠側 84mm相当 ← 標準域 50mm相当 |
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室内撮影 望遠側
望遠側を使うことでひずみの少ない画像が得られる。ブツ撮りに適していると言える。
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室内撮影 広角側
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室内撮影 マクロ(ピントマニュアルで最短5cm)
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特殊撮影 パノラマとミニチュア
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8年前のデジカメ(CASIO EX-S12…スリム3倍ズーム機)と望遠側の画像を比較
2枚の写真は一部を切り出しています。
撮った日も時刻も異なりますが、ほぼ同条件の露出です。
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EX-S12 | Zenfone Zoom |
さすがに近畿中部の自宅でも積雪。
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明け方はチラホラ | 7時過ぎ | 陽が昇ってくると快晴 |
この夜も降雪、翌日・翌々日の出勤は大変だった…。職場は20cmほどの積雪でした。
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☜ 雪合戦 |