3年ぶりの皆既月食である。新しい住処に移って初の皆既月食の観察ということになる。

 

今回は、夜半に始まって早朝に終わるというタイトなスケジュールではあるが、一晩中外に出ていても苦にならない季節である。

前の住処は南が大きく開けた場所だったが、新しい住処は道路を挟んでいるとはいえ、真南に2階建ての建屋があり、観察できるか心配であった。

そこで2日前から夜間に目が覚めるごとに月の位置を確認し、当日の月の位置を確認しておいた。幸い、全ての時間帯において月が見えることを確認できた。

当日は3食のタイミングを早め、夕方6時に就寝した。そして0時半に起きて観察準備をはじめた。

今回の機材はマイクロフォーサーズのカメラ2台で、1台は広角でインターバル撮影で月の動きを、もう1台はフィルム時代の望遠レンズをつけた撮影を行った。

露出は、マニュアルでISOやシャッタースピード、絞りを変更しながら撮影したが、徐々に暗くなっていくので調整が難しい。とくに皆既前後はわずかに光っている部分に露出を合わせるか、赤黒く見え始めた影の部分に合わせるかで、写りが大きく変わってしまう。以下は望遠レンズで撮影した写真の中央部を切り出したものである。

P5220201 P5220206 P5220212
P5220220 P5220226  P5220232
P5220244 P5220256 P5220262
P5220266 P5220269 P5220278
P5220284 P5220290 P5220292
P5220297 P5220302 P5220305

機材

 Lumix DMC-GX7 + VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S

  Lumix DMC-G6 + (変換アダプタ)+ SMC Pentax-A 200mm F4

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